自由民主

堺市議会議員

≪自由民主党≫

完全学校週5日制

豊かな体験を通して自ら学び考える力を!

動き始めた多彩な地域独自の取り組み

 学校週五日制の導入は、子どもたちが学校で受け身の授業を受けるだけではなく、土曜・日曜にさまざまな体験をすることで、自分で考えたり、行動できる力や、豊かな人間性を身に付けることを目的にしています。
 遠山敦子文部科学大臣は「子どもたちは、多彩な生活体験や自然体験、社会体験、文化・スポーツ活動を通じて、自立心や道徳心、正義感、思いやり、体力などを身に付けていきます。ですから、できるだけ外に出たり、これまでとは違う経験をしてほしいですね。そのためには、学校と家庭、地域の連携が大切です」と話しています。
 一方で、学校週五日制によって子どもたちの学力が低下するのではないかという懸念もあります。学力低下は決して起こさせてはなりません。
 そのため新たに、教科書の理解が十分でない子は、繰り返し学び、十分理解した子にはさらに発展的な学習に取り組ませるなど、習熟度に合ったきめ細かな指導を行うことをはじめとした「確かな学力」の向上を図ることにしています。
 完全学校週五日制に対応し、全国ではさまざまな取り組みが行われています。その一部を紹介します。    

「確かな学力」の向上

鳥取県鳥取市では、鳥取大の学生で組織する民間非営利団体(NPO)法人の主催で、湖山池の青島を拠点に島内探検、星空観察などを毎月開催しています。
 千葉県の市原市では、地元企業(住友化学工業)の主催により、棚づくりなどの木工教室が開かれ、小・中学生百二十人が参加。企業の社員や、OB教員が指導にあたりました。
 野田市では教員免許をもつ大学生によって、小学生を対象に算数の補習を行う「サタデースクール」が毎週開かれていて、約二千人が参加しています。
 宮城県では、仙台市をはじめ周辺十四市町村の博物館や美術館、科学館、天文台など二十一施設に無料で入れる「どこでもパスポート」を配布、利用が広がっています。
 埼玉県の深谷市では、年齢の異なる子どもたちが、田んぼや畑で年間を通した作物づくりに汗を流しています。
 熊本県産山村では、小学四−六年生がグループに分かれ、「子どもヘルパー」として、独り暮らしの高齢者宅を訪問。掃除や料理づくりなどお年寄りとの交流をしました。
 「次代を担う大切な子どもたちは社会全体で育てるという考えが必要です」(遠山文部科学大臣)。同省では、こうした各地の取り組み状況を十月中にまとめ、今後の政策に生かすことにしています。

<1>平成15年3月25日(火曜日)                  (昭和30年6月15日第三種郵便物認可)号外     

 楽しい実験で科学に興味
(親子でいろいろ体験 長野県佐久市)

 先進的な健康づくり政策で、全国から健康長寿のまちとして注目されている長野県佐久市。学校五日制でも多彩な取り組みを進めています。
 佐久市では、行政が受け皿を提供するだけではなく、親を巻き込んでいるのが特徴です。
 「教育の原点は、やはり家庭です。それを地域、学校が連携して支えていくことが大切です」(同市教育委員会生涯学習課)
 市ではまず、「完全学校週五日制活動プラン」を策定し、週末のさまざまな活動をメニュー化。それを各家庭に配布して、どんな活動に参加するかを親子で話し合い、選んでもらうことからスタートしました。
 このメニューは、自然とのふれあいや農業・職業体験、ボランティアや文化の伝承活動、科学の探究、外国人との交流活動など多彩です。
 その中の、「科学体験工房」は、市内にある「子ども未来館」で、小学生たちが、空き缶で大気圧とはどういうものなのかを実感したり、紙のブーメランや“やじろべえ”づくりに挑戦したり、コップでサイホンの原理を学ぶ実験などを行っています。
 教えるのは理科の先生のOB。土・日の開催で、毎回、親子一緒に三十人の子どもたちが参加。「こういうの好きだから自分で選びました」「授業と違うので楽しい」などと話していました。
 また、「ボランティア体験塾」では、中学生十六人が、佐久の民話をテーマにした紙芝居づくりに取り組んでいます。まず民話の紙芝居をつくり、手話の振り付けをして、老人施設などで披露するものです。一年サイクルの活動で、今は手話の振り付けに入ったところです。
 小・中学生を対象にした「国際交流サロン」では、市内に住む外国人と一緒にレタスやキュウリを収穫する農業体験を行いました。日ごろから外国人と接しようというのが趣旨で、今後もこうしたソフト面の充実に力を入れていくことにしています。

図表:
都道府県・政令指定都市の類型別対応

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号外(昭和30615日第三種郵便物認可) 自 由 民 主  
平成
15325日(火曜日)<>